「今日も、あの人の笑顔が見られました」ReHOPEご入居者さま・ご家族の声|ReHOPEだより|ホスピス型住宅 ReHOPE(リホープ)
ご入居者さまの声

「今日も、あの人の笑顔が見られました」ReHOPEご入居者さま・ご家族の声

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※本記事は、2024年11月に公開されたムービーの内容をもとにお作りしています。

24時間365日の医療的ケアが必要な方は、どんな場所で暮らすのが理想でしょうか。介護や看護など、その方の症状・状態に合わせて必要なケアを行うのはもちろんのこと、「病気だから」と諦めることなく、時間を気にせず談笑したり、好きな物を食べたり、その人らしくリラックスして過ごせる場所ではないかと思います。それは病を抱えられた方と、ともに限られた時間を過ごすご家族にとっても同様でしょう。

ご入居者さまとご家族には、ReHOPEでの暮らしやReHOPEに対する想い、スタッフには「その人らしく生きる」を支える想いや工夫について、それぞれお聞きしました。

ReHOPEに入るかどうか迷っている人がいたら、「ここはいいよ」と勧めたいと思います。

ReHOPE 松戸 ご入居者 さまのご家族

ReHOPEでの暮らし

私は決まった休みがないので、ちょっと時間が空いているときに気軽に行けるのが良いと思っています。他の施設だと前もって「この日に行きます」と連絡したり、面会日を予約したりする必要がありますが、面会が1週間に1回、1カ月に1回のような頻度だと、やっぱり妻が寂しがるので。ここは気軽に来られる施設だと思います。

スタッフの方は丁寧に相談に乗ってくれます。お風呂について、機械浴は体重制限が決まっていて、はじめのうちは清拭で、その後は他の訪問入浴で……など、いろいろ考えていただきました。今は週に1回、ちゃんとお風呂に入れてもらっているので、助かっています。

ずっと、本人が「髪の毛を染めたい」と言っていました。一度「理髪屋さんが染めます」という話も出たのですが、その後やっぱり難しいということで、「仕方ないね」と話しておりました。けれどスタッフの方が「やっぱり染めてあげたい」と、入浴のタイミングに合わせて髪の毛を染めてくださったのは、夫婦ともども感謝しています。

困っているときに、手を差し伸べてくれるスタッフさんは多いと思います。

(右)ReHOPE 松戸 ご入居者さまとご家族

 

ReHOPEでの暮らし

以前いたところはカロリー制限があったので、そういうのが無かったのが良いと思いました。好きな食べ物はジャンクフード。たまに主人に買ってきてもらいます。それが元気の源です。
入居当初は不安な気持ちでいっぱいでした。徐々に雰囲気にも慣れて、だいぶ楽になってきたと思います。

お誕生日を迎えたReHOPE 松戸のご入居者さまを囲むスタッフ

私はこういう性格なので、あまり出しゃばれないんですけども、スタッフの方々とすごく気さくに話ができるのが、とてもいいところです。スタッフの方々は優しいです。嫌なことをなんでも率先してやってくれる。そういうところが良いです。

一日5時間ぐらい居るので、もう住まいだね。本当に来やすいし、助かっています。

ReHOPE 浦和美園 ご入居者さまのご家族

入居を決めた理由

面会についてある程度の融通が利く、患者が希望を持てるようなことを一緒にやっていただけることが入居の後押しになりました。妻が入居するとき「見学に行ったところ(ReHOPE)に行くよ」と言ったら、「ワクワクする」と返ってきた。希望が持てるという本人の期待感もあったのかな、と思っています。

ReHOPEでの暮らし

入居したときの妻は絶食だったのですが、「これはもしかしたら、何か口に入れることも可能になるんじゃないかな」という希望はありましたね。まずは霧吹きで味を嗜むところから始めて。看護師さんをはじめ、皆さんに協力をしていただけるので、ありがたいと思っています。

一番楽しかったのは、施設の向かいにある埼玉スタジアム前での花火大会です。家族を呼んで、孫たちも含め全員で花火を見ました。看護師さん、介護士さんに手伝っていただいて、妻も玄関の外に出て花火を見た。みんな感動していましたね。

特に感謝したいのは、妻は言葉が発せられないので、(五十音の表などを使って)根気よく聴き取っていただけるのは、本当にありがとうという気持ちです。

家族全員で看取ることができた、それが一番の幸せだと思います。

ReHOPE御殿山南館 ご入居者さまのご家族

 

ReHOPEへの想い

病院にないものが、ホスピスにはあると思いますよ。私は不安があったんですけど、ReHOPE御殿山南館の看護師さん達が、とても親身になってくれて。「子どもが部屋に泊まるんです」と言ったらベッドまで用意してくださったり、「24時間、好きな時間に入館してください。お子さんは学校が終わって帰宅してからでもいいし、お父さんは仕事が終わって23時や24時でも、いつでも来てくれたら会えますので」って。そこまで言ってくれるというのが、僕は一番嬉しかった。

ReHOPE 御殿山南館のご入居者さま

コロナ禍でも、子どもたちに最期にお母さんに会わせてあげられないこともなく、僕らは全員で部屋に入って、家族全員で最期を看取ったので、それが一番幸せなことだと思います。嫁もそう思ってくれていると思う。看護師さんも涙を流してくれて、やっぱり看護師さんたちにも「死に向き合っていただいたんだな」と。ReHOPEさんに出会って、私たちは最高な送り方ができたかなと。すべてにおいて、感謝しかないですね。

7カ月ぶりに車椅子に乗れて、「俺はまだ生きているんだ」という気持ちになりました。

ReHOPE 町田相原 ご入居者さま

ReHOPEへの想い

ただ生かされているのではなく、楽しいこともある施設なので、ありがたいです。私は、24時間ここにいるわけです。24時間こうしていると、だんだん気持ちが悪い方に向かうのは仕方がないと思うんです。でもそんなことばかり考えるのは、やっぱり自分としては嫌ですね。外の雰囲気や社会情勢が、生きている以上は気になるじゃないですか。そんなこともフランクに雑談してくれて、ありがたいなと思っています。私の想いを早くキャッチして、話を合わせる努力をしてくれているとよく分かるわけです。本当に大したもんだなと思います。

スタッフの人がこれを撮ってくれたんです。車椅子に乗ったときです。一番初めは若いスタッフの女の子が、「やるだけやってみましょう」と乗せてくれて、7カ月ぶりに乗れて嬉しかった。その間、写真を撮ってくれた。私は車椅子に乗れたこと自体が嬉しかった。「俺はまだ、生きているんだ」という気持になりました。

スタッフが大切にしている想い

適切な時期に、後悔のないお別れをしていただくために。

ReHOPE 浦和美園 看護師 堤谷 幸美さん

「何か困ったことがあったらすぐに教えてください」と、必ず言っています。病状が悪くなっていくときに、ご家族や大切な方に伝えるタイミングを逃してしまうと、本当に後悔することになりかねません。適切な時期にきちんとお別れができるよう、そこは私たちが一番頑張らないといけないところなので。私たちができることをちゃんと判断して、橋渡しをしたいと思っています。

ご入居者さまによりそう「家」だから、スタッフは「家族」のような存在でありたい。

ReHOPE 町田相原 介護職 上原 未貴さん

一人ひとりにやりたいことや、目標があると思います。どこまでサービスでしてあげたらいいのかな、どこまでがその人にとって満足のいくケアなのかなと、迷うこともやっぱりあります。全てできないとあきらめるのではなく、できることを見つけて少しやってあげる。一番の存在はご家族だと思うのですが、ここは施設ではない「お家」のような場所を目指しているので、その中で私たちが家族のような存在でありたいです。

私たちReHOPEは、ご入居者さまとそのご家族の心に寄り添いながら、納得できる選択や、その人らしい生き方を支えます。ご入居者さまとご家族さまにとって後悔のない、かけがえのない時間を笑顔で過ごしていただけるよう、これからも力を尽くしてまいります。

ご入居者さま・ご家族の声はこちらから動画で観ることもできます。ぜひご覧ください。


ReHOPEでは全国の施設でご入居者さまを募集しています

全国でホスピス型住宅を展開しているReHOPEでは、重い疾患や障害があっても誰もが自分らしく、前を向いて生きられるように心をこめてご入居者さまの毎日に寄り添っています。

全国の施設でご入居を受け付けておりますので、見学のお申し込みやお問い合わせなど、お気軽にご相談ください。

より詳しい情報を知りたい方は、ReHOPEのWebサイトをぜひご覧ください。

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