ホスピス型住宅のReHOPE | ReHOPEだより | ReHOPEの理念 | ReHOPE 南町田が「第4回 みんなの訪問看護アワード」にて審査員特別賞を受賞しました
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2026年3月、CUCホスピスが運営するホスピス型住宅 ReHOPE 南町田が「第4回 みんなの訪問看護アワード」において審査員特別賞を受賞いたしました。
今回、審査員特別賞を受賞したエピソード『ママ、ぼくが作ったよ』は、がんの脳転移と闘う40代のSさまと、8歳の息子さまとの日々の関わりを綴ったものです。「ママの生姜焼きが食べたい」というお子さまの願いから病室での料理会が実現し、最期の時には息子さま自らが焼きそばを作ってSさまの口元へ運んだという、食を通じたご家族の愛の物語です。
本エピソードにおいては、下記の点が高く評価されたということです。
みんなの訪問看護アワードとは?
「みんなの訪問看護アワード」は、帝人株式会社が運営する「NsPace(ナースペース)」が開催するイベントです。訪問看護の現場で日々生まれるさまざまなエピソードやドラマに光を当てることを目的に開催されています。忙しい日々の中で見過ごされがちな「つたえたい訪問看護の話」を全国から募集し、訪問看護の有識者からなる特別審査員の厳正な審査に基づき、特に心温まる素晴らしい物語を表彰するものです。
第4回 みんなの訪問看護アワード特設サイト
3月8日(日)に都内で開催された表彰式には、ReHOPE 南町田を代表して施設長の高橋さゆりが参加しました。当日は特別トークセッションの登壇者としても選ばれ、会場の皆さまに向けてエピソードの背景や、ReHOPEでの日々のケアへの想いをお話しさせていただきました。

表彰の瞬間には会場から大きな拍手が送られ、ReHOPEが大切にしてきた「ご本人とご家族に寄り添う温かいケア」が大きく評価されたことを実感する場となりました。

■ReHOPE 南町田 施設長 高橋 さゆりのコメント
数ある素晴らしいエピソードの中から、私たちの『ママ、ぼくが作ったよ』を審査員特別賞にお選びいただき、心から感謝申し上げます。
ReHOPE 南町田には、Sさまと同年代のスタッフや、子どもを持つスタッフが多く在籍しています。私たちが「お母さん」の代わりにはなれませんが、Sさま自身が「お母さん」として、そして「お子さんがお子さんらしくいられる環境」をサポートしたいという強い想いがありました。
今回の「お母さんの生姜焼きを食べたい」という希望は、息子さまから出たものでした。ReHOPEには「諦めかけていた希望を再び叶える場所」というコンセプトがあり、「できない理由」を探すのではなく「どうすれば実現できるか」をチームで話し合う行動指針が根付いています。実際の調理では、安全面に配慮しながらも、配偶者さまがSさまの手を持ってヘラを動かすなどご家族が主体となって作業を行い、私たちスタッフはあえて「見守る」役割に徹しました。
また、日々の生活の中でも、息子さまがランドセルを背負ったまま施設に「ただいま」と帰宅し、Sさまは時間が来ると外を眺めて待っているという日常がありました。夕食の時間には、ご家族3人で食事をとるという、ご家族が「いつも通りの親子関係」を築けるような気配りを自然に行うよう心がけてきました。
私たちは、『「前を向いて生きる」を支える。』という理念を掲げ、ご入居者さまのケアに向き合っています。今回の受賞は、私たちのこうした日々の想いや活動が届いた証と感じ、大きな喜びで一杯です。これからも、お一人おひとりの希望を支え続ける存在であるべく、スタッフ一丸となって邁進してまいります。

全国でホスピス型住宅を展開しているReHOPEでは、重い疾患や障がいがあっても誰もが自分らしく、前を向いて生きられるように心をこめてご入居者さまの毎日に寄り添っています。
全国の施設でご入居を受け付けておりますので、見学のお申し込みやお問い合わせなど、お気軽にご相談ください。
より詳しい情報を知りたい方は、ReHOPEのWebサイトをぜひご覧ください。