全国の施設で「より良いケア」を確かめ合う。エピソードキャンバス2026開催レポート|ReHOPEだより|ホスピス型住宅 ReHOPE(リホープ)
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全国の施設で「より良いケア」を確かめ合う。エピソードキャンバス2026開催レポート

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CUCホスピスでは年に1度、「エピソードキャンバス」というイベントを開催しています。企業理念「『前を向いて生きる』を支える。」を体現したケア事例を全国の施設が持ち寄り、理念を体現するプロフェッショナルとして、互いの実践から「より良いケアとは何か」を学び合う場です。


社内スタッフに加え、日頃から連携している地域のケアマネジャーさんや医療機関の方々など、社外の方々にもご参加いただいています。事前審査を通過した7施設がプレゼンテーションを行い、オンライン投票と外部審査員による審査で受賞施設が決定しました。

本記事では、受賞・ノミネート事例の一部をダイジェストでご紹介します!


グランプリ:すべてがチーム〜希望を叶えるために〜(ReHOPE 仙台青葉)

グランプリは、病状が急速に進行するなか「教え子の卒業を見届けたい」という大学教授Mさま(67歳)の願いを、多職種連携で支え抜いたReHOPE 仙台青葉の事例です。ご見学のわずか1時間後には実態調査へ赴き、病院、地域のケアマネジャー、薬局等との連携を進めました。

その結果、お問い合わせから2日後という異例のスピードで受け入れを実現。入居後は、日中は病室からのオンライン講義等を可能にするため、点滴は夜間に集中させるなど環境を整えました。

Mさまは無事に学生の卒業を見届け、その後はゆっくりと家族との時間を過ごされました。Mさまが教師として、また父・夫として最後までMさまらしく過ごすことをワンチームで実現しました。

準グランプリ:希望を、もう1度。「ただいま」と言える場所(ReHOPE 旭川神楽)

準グランプリは、余命3ヶ月と宣告されたKさま(54歳・女性)の「長男の結婚式に参列したい」という目標を、共に叶えたReHOPE 旭川神楽の事例です。

ご入居当初、Kさまはご自身の葬儀のことを考えてばかりの日々を送っていました。心の内に「家族や周囲の人に迷惑をかけたくない」との想いがあったためです。しかし、「本当は結婚式を控えた息子さんの晴れ姿を見届けたいはず」と考えたスタッフの提案で、施設内でご長男の結婚式を挙げることになりました。

Kさまは「どんなドレスを着ようか」と生き生きと過ごされ、死を待つ時間が生きる時間へと変わっていきました。外出から戻られた際の「ただいま、ここが私の家だから」という笑顔が、スタッフの胸に残っています。

ピックアップ:離れていたお母さまとの卒業式(ReHOPE 姫路)

ALSで人工呼吸器を使用する18歳のSさま。彼の「卒業式に出たい」という願いに向き合ったのが、ReHOPE 姫路です。

Sさまは、同じくALSで先に入居されていたお母さまとの間に複雑な確執を抱えていました。しかしスタッフがSさまに寄り添いじっくりと対話を重ね、「お母さんにも卒業式を見てもらいたい」という本心を聞き取りました。

スタッフは学校と連携し、施設内での卒業式を実現しました。当日はお母さまも参列し、家族の絆を取り戻すかけがえのない一日になりました。

ピックアップ:シャトーブリアンが食べたい(ReHOPE 神戸)


ALSを患う80歳のAさまは、苦痛緩和の麻薬による強い眠気と、何よりの楽しみである「食事」との間で葛藤されていました。「最期にシャトーブリアンを食べたい」という願いに、ReHOPE 神戸のスタッフは「どうすればできるか」を追求。


言語聴覚士による嚥下評価や厨房スタッフの調理法の工夫を重ね、当日は目の前で肉を焼くライブ調理を実施しました。一口運ぶと、Aさまは「おいしい」と笑顔に。医療的な制約があっても諦めず、「Aさまらしさ」を最優先した事例です。

地域の医療・介護を支える連携機関からの声

本イベントには、施設を支える訪問診療の先生やケアマネジャーさん、地域の医療機関の皆さまに社外ゲストとしてご参加いただきました。終了後のアンケートで寄せられたお声の一部をご紹介します。

  • 「いろんな意見を出し合って全体を見ていく」ということができている施設です。ここの施設の人は、ご家族と一緒に、「患者さんに寄り添っていきますよ」という安心感を持っていただける場所なんじゃないかなと思っております。(訪問診療医より)
  • 全てのエピソードにケアの本質を見た気がします。ホスピスケアに従事する姿勢を振り返る機会になり得ると考え、色々な方に見ていただきたいと思いました。(地域の医療機関より)
  • 一つ一つのエピソードを視聴しながら、ご入居者さまの「前を向いて生きる」を支えるになっているのはもちろんのこと、恐らくそのご家族や関係している人も含めて、「前を向いて生きる」を支えることになっているのだろうと感じました。(地域の医療機関より)

私たちが目指すケアのカルチャー

エピソードキャンバスを通して全国の現場から共有されたのは、限られた時間や医療的な制約のなかでも「できない」と諦めず、「どうすればできるか」を多職種でチームを組み考え抜くプロフェッショナルの姿です。

進行する難病で揺れ動く方にも、ご自身の意思を言葉にできない方にも、対話と寄り添いを諦めません。その姿勢こそが私たちの「ホスピスマインド」です。

他施設の実践に触れることは、自らのケアを振り返る大きなヒントになります。CUCホスピスはこれからも、全国の施設で知恵と想いを共有し合い、ご入居者さまお一人おひとりの「前を向いて生きる」を支え続けます。

ReHOPEでは全国の施設でご入居者さまを募集しています

全国でホスピス型住宅を展開しているReHOPEでは、重い疾患や障がいがあっても誰もが自分らしく、前を向いて生きられるように心をこめてご入居者さまの毎日に寄り添っています。

全国の施設でご入居を受け付けておりますので、見学のお申し込みやお問い合わせなど、お気軽にご相談ください。

より詳しい情報を知りたい方は、ReHOPEのWebサイトをぜひご覧ください。

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